TOAI社長 東原元規より
学生の皆様へのメッセージ

古くから人間は「言葉」と共に「歌」でコミュニケーションをとり、喜びや悲しみ、様々な想いを歌で通わせてきました。歌うことには、今も人間の魂を震わせる力があると思います。世の中がデジタル化・バーチャル化していく中で、その進化を取り入れつつ、リアルで体験出来るエンターテインメントとしての価値を向上させ、カラオケという文化の価値をより高尚な次元にまで高めたい。
そうすれば、カラオケはもっと「シビれる体験」になるはず。
そんな体験を創り出していくためにも、当社では若いうちから、自身がやりたい新しい事への挑戦を歓迎する文化があります。
新しい事への挑戦とは言葉で言うほど簡単ではありません。リスクや責任が伴う上、特に同じ業界や組織に長くいればいるほどその環境に慣れ、新しい発想や挑戦が難しくなってしまいます。
だからこそ、私は学生の皆さんに伝えたい。
リスクや責任は全て私が負うので、一緒に新しいものを作ろう。
社会や組織の色メガネとは無縁の若い感性のまま、誰も体験したことの無いぶっ飛んだものを作ろう。

当社の若い感性の活躍例として昨年、京大近くの立地に非日常体験をコンセプトにオープンさせた「ジャジャーンカラ京大BOX店」があります。メインユーザーとなるであろう京大生のニーズにマッチする店舗を作るためには、コンセプトからデザインまで、全て現役京大生に任せるのが一番であると考え、実際に一人の京大生のアイディアを具現化したのがこの店舗です。 店舗運営もビジネスも未経験の学生に全てを考えてもらい、その通りのものを我々社会人がつくる。このスタイルで完成し、想定以上の反響を頂く中、確かな実績と新たな成功体験が生まれました。
学生の皆さん、今の時代は空前絶後のチャンスです。
デジタル革命による世の激変は、数百年後の教科書にも記載されるような、人類にとって大変な変革期となるでしょう。乱世は好機です。古い環境、考えに染まっていない学生の皆さんの力を存分に発揮してもらい、新たな時代を共に創って行きたいと考えています。決められたレールを歩きたい人は当社にはフィットしません。挑戦する気持ちを携えて、レールを外れて冒険してやろうと思える人、そしてそれをエンジョイ出来る人と共に、我々も冒険したいと思います。

株式会社TOAI 代表取締役社長 東原 元規